「夜は短し歩けよ乙女」感想。

4ヶ月ぶりの日記ですね。しかも中間前というタイミング。
さてさて、今回筆をとったのはいまさらながら
森見 登美彦「夜は短し歩けよ乙女http://www.kadokawa.co.jp/sp/200611-07/
の感想でも書こうかなと思ったわけで。
舞台は京都。大学のクラブの後輩「黒髪の乙女」に
ストーカー的愛情を抱く主人公「先輩」が徒労を重ねるお話。
続きものの4章収録。
文体はラノベチックで読みやすいです。視点は前述の二人が交代々々に。
ストーリーは和風ファンタジックで、千と千尋的な部分もありつつ日常を描く感じ。
こういうテイストは大好物なので楽しく読めました。
後輩のキャラもよく、上質のジュブナイル(に入るのかな?)だと思います。

ただ、前述のように視点がよく入れ替わるので、若干場面が把握しにくいです。
それと、第3章までは主人公がただただ空回りしていて、コミカルかつざまぁwwな感じだったのですが、4章がちょっと…
ひがみと言っちゃあそうなんですが、これはいただけないなと思いました。まる。

総合すると、「後輩のキャラや全体のテイストは好きだがオチがアイタタ」な感じですね。

けど感想書くのは難しいですね。ほかのブロガーの方のをパクr…参考にして精進したいものです。