3ヶ月ぶり
いかにこのブログというシステムを必要としていないか。
ま、閉鎖するほどの気力もないのでだらだら続けます。
もう今年も終わりですが色々ありました。
特にこの2学期は
・体育委員(あまり楽しくはなかった)
・しおり委員(忘れてた)
・演芸委員(ぼくは、きれいなジャイアン。)
・中学委員as司会(天皇陛下万歳)
…と委員づくし。
お好きな方にはたまらない。でも残念男子校。(世の中には委員長CDというものがあるのですよ)
友達に「何で委員会するん?」とか「掛け持ちしすぎちゃうん」とか言われましたけど、
うーん。フィーリングが全て、としか言いようがない。
ただ、せっかく生徒がいろいろ関われるのに、しないのは
お客さん意識が強すぎるんじゃないかとは思った
なんか最近自分が好きになれてます。うわ、ブログっぽいww
いや実感としてね。
少なくとも小学校や中1のときよりテンション上がってますよ。それもいい方向に
#とりあえず来年はもうちょい更新しましょ。書くネタはできてきてるし。
批判・評価ということ
今日日本史の時間、M先生が、
批評するということは、その評価する人が評価されるものより優位に立てるということ
…要約するとこんな感じのことを仰っていて、こんな批評系ブログを書いている私にはちょっと興味が。
続きを読むSSといふもの
やっぱり結構空いちまったぜ。
涼宮ハルヒは夜しか泳げないhttp://punpunpun.blog107.fc2.com/?no=1293
SS*1という二次創作なんですが、久々にいいと思ったので。
「二次創作」というと拒否反応を起こす人も多そうですが、
どこかのサイトで目にした評論で、「元ネタを読者が知っていることを前提にしている、或いは知っている方がニヤリと出来て格段に面白いため、パロディーとか本歌取りとか呼ばれるものに近い」というのがあり、僕はなかなか的を得ているのではと思います。
要するにこのSSを例にとるなら、「ハルヒ」という既存のキャラクタを主人公に据えているので、、
読者はある程度感情移入がしやすくなり、またSSと本編を照らし合わせたりといった別の楽しみ方ができるわけですね。
まあ2chでのSSというものはどうしてもその元ネタの「萌え」という概念を前提にしてしまっている、いわゆるキャラ萌えのものが多いんですが、これは一味違っていまして、幻想小説、絵本的な世界を描き、その主人公として、涼宮ハルヒのキャラクタ性を選んでいる
…という印象を受けました。
そういう部分がリンクページの下のコメント欄*2にも書かれていたように、「別にハルヒでやらなくても」というSSには珍しい評価がつく要因となったのでしょうか。
インターネットの凄さというのは―ちょっとこの記事の主旨から外れますが―こういうそれなりのクオリティの作品が、アマチュアとして、評価する側とされる側の目線が同じ高さの中で、不特定多数に向けて、利益も名声も求めずに発表されることなのかな、と思います。
全体として、インターネットではある種アメリカ的な平等が支配していると思います。たとえばこのブログなんてのも、昔は雑誌や新聞に物書きという特殊層が書いていたものが開放されたもの、ですよね。
それは決して悪いことじゃないんですけれども、インターネットがwww化し、ビジネスの場となりつつある今では歪が顕在化して来てんじゃないかな、とも思いますね。この辺りはこれからも考えなアカンと思います。。
*1:side storyの略。short storyの場合も
今日の一曲。(3)
毎日更新!といいつつもうだいぶ日が空いてもうたよ。
まあのんびりんぐ。
「Pressed For Time」by Flook
オタクの好む民俗音楽第一位!ケルト音楽です。
しかし世界史のD和尚がおっしゃっていたように、ケルト(≒アイルランド系)の方々はすごく文化方面に才能があるようで…
「ケルト」をウリにしているのはエンヤとかくらいですが、たとえばジョン・レノン、オアシスのギャラガー兄弟、U2、マライア・キャリーなどもアイルランド系ですって。すごい面子だ。
さて、そんなケルト音楽ですが、このバンドは純粋に「民族音楽」として追求しているようです。
要するに民族楽器を使っている、ということです。
まずティン・ホイッスル。
これは要するにブリキ(=ティン)の笛なんですが、実にいい音。
僕も一時期買おうかなと思ったことがあります。
それとボウラン。
トコトコ叩いてはる手持ち太鼓ですが、片方の手はずっと音程を調節してるんですね。難しそう。
あとこれは民族楽器じゃないですが、ベースをアルトフルート(低めのフルート)で吹いてるのも面白いですね。
今日の一曲。(2)
「シャングリラ」by チャットモンチー
いい曲ですね〜。
まず冒頭のバスドラ連打。実にロック。
あとこれはこの曲に限らず彼女らの特徴なんですが、ハイハットを多く入れているんですね。
普通の8ビートなら「チッ、チッ、チッ、チッ」っていう感じのところを、
「チキチッ、チキチッ、チキチッ、チキチッ」みたいな。こういうのを組み込みつつ
ポップに仕上げるというのはすごい。
そしてこの曲の見所!一回目の「シャングリラ〜」から二回目の「シャングリラ〜」まで、拍数がおかしいんです。
数えてみると、21拍。
普通は16拍ですが。
要するに最後の一小節が5/4なんですね。
変拍子をメッチャうまく使ってますねぇ。
あとは…サビでのコーラスとハネてるベースもセンス抜群。
「ガールズバンド」というとあまり音楽性ではいい印象がないのですが(いいバンドもありますけどね、SHOW-YAとか)、このバンドはそういうものを吹っ飛ばしてますね。
ただ、歌詞が(特にシングル曲)ちょっと恋愛のことに偏りすぎな部分があるかな…
まあまだ3rdまでしか出してないし。
今日の一曲。
「飾りじゃないのよ涙は」by中森明菜
タイトルは知っていたのですが、今まで聴いたことがなかったので
意を決して聴いてみると…
名曲じゃないですか!
Aメロ、Bメロ、サビ、間奏(ギターは玉置浩二)どれをとっても一級品。
歌詞もね、「私は泣いたことがない」いい出だしですねぇ。
何より中森明菜さんの歌い手としての力量がすごい。
低音を利かせた声や、サビでかかる豪快なビブラート。
あとキャラがこの曲を歌うのにぴったりですね。「大人」感というか。
最近、アーティストのキャラというものの重要性を意識し始めているので、ちょうどいいお手本を見せてもらった感じですね。
この曲は井上陽水(なぜか変換できない)さんの作詞曲で、後にセルフカバーされてます。
'84の録音らしく、打ち込みをフィーチャーしたサウンドに、まだ若さの残る陽水ボイスが乗ります。
ただやっぱり中森さんのほうが「キャラ」があってますね。いいけども。
しかしやっぱりこの人はバケモンですね。。
「氷の世界」みたいなサイケ、この曲のような歌謡曲、挙句の果てには「少年時代」みたいな童謡じみた曲を作れる上にこの声…
もうこれから「陽水二世」とか評される人っていないんでしょうね。
なんか昨日に引き続き懐メロですね。明日は最近のを。